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めっきの目的

こんにちは。
週に一度のペースで、ブログの更新ができればと思います。

さて、今回はめっきの「目的」について、用途別にお話して参ります。

めっき加工の大半は、錆を防ぐ目的(防食), もしくは装飾目的で行われていますが、対象物に対し特性を付与する目的でもめっきが活用されています。前回と同様、「図解 めっき技術の基礎」(株式会社ナツメ社)を参考にしながら、進めます。

◆用途A◆ 防食めっき
 素材の腐食を防ぐために施されるめっきで、多くは鉄鋼の防食を目的としています。(亜鉛めっき、ニッケルめっき、スズめっきなど)

◆用途B◆ 装飾めっき
 アクセサリーや宝飾品、家庭で使われる生活用具や自動車などの工業製品のめっきにも利用されています。(金めっき、銀めっき、クロムめっきなど)

◆用途C◆ 耐摩耗性を付与するめっき [特性付与]
 自動車や航空機等の機械部品の煽動部分にクロムめっきが利用されています。(硬質クロムめっき)

◆用途D◆ 電気的特性を付与するめっき [特性付与]
 積層プリント回路基板に半導体部品を実装するために導電性を与えたり、高周波障害予防のための電磁波シールドを施すなどの特殊なめっきです。

◆用途E◆ 光・熱特性を付与するめっき [特性付与]
 部品の耐熱性を高めるため、ニッケルやタングステン、クロムなどのめっきが施されます。また、熱伝導や放熱性の向上や高熱の反射には銅や銀のめっきが、ソーラー部品の熱の吸収にはクロムなどの黒色めっきが用いられます。

◆用途F◆ プラスチック/セラミックへのめっき
 ニッケルや銅の無電解めっき技術による、金属以外の素材(プラスチックなど)へのめっきが可能です。自動車部品への応用では、耐候性や耐膨張性、耐収縮性を高めています。
 

以上の例からもわかるように、既に、私たちの身の回りのいたるところにめっき技術が活かされていて、今後も新たな目的のために応用範囲はさらに広がっていくものと考えられます。




参考文献:図解 めっき技術の基礎 (株式会社ナツメ社) (ISBN978-4-8163-6183-8)



 
2020年01月14日 08:20
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